📊 この記事の出題頻度:★★★(高)
投資信託は「基準価額の計算」「コストの種類」「分配金の仕組み」が頻出です。新NISAのつみたて投資枠の対象商品としても重要です。
投資信託とは:みんなでまとめて分散投資
投資信託は、多くの投資家からお金を集め、ファンドマネージャーが株式・債券・不動産等に分散投資する仕組みです。少額から分散投資できる点が最大のメリットです。
基準価額の計算(試験頻出)
📐 基準価額の計算式
基準価額= 純資産総額 ÷ 受益権総口数 × 10,000
(通常、1万口あたりの価格で表示)
純資産総額が10億円・受益権が1億口の場合
基準価額= 10億円 ÷ 1億口 × 10,000 = 100円(1万口あたり1万円)
投資信託のコスト(試験頻出)
| コスト名 | 発生タイミング | 内容 |
|---|---|---|
| 購入時手数料(販売手数料) | 購入時 | 購入金額の一定率(0〜3%程度)。「ノーロード」ファンドは0% |
| 信託報酬(運用管理費用) | 保有期間中・毎日自動控除 | 純資産総額に対して年率で発生(例:年0.1〜2%)。最も継続的なコスト |
| 信託財産留保額 | 解約時 | 解約代金から一定率を差し引く(ない場合もある) |
⚠️ 信託報酬は「見えないコスト」
信託報酬は毎日少しずつ基準価額から自動的に差し引かれるため、投資家が直接支払うわけではありませんが、確実に運用コストとしてかかります。長期保有するほど影響が大きくなるため、コストの低いインデックスファンド等を選ぶことが重要です。
分配金の仕組み(普通分配金・特別分配金)
投資信託の分配金には2種類あり、課税の扱いが異なります。
| 種類 | 内容 | 課税 |
|---|---|---|
| 普通分配金 | 運用益(利益)から支払われる分配金 | 課税(配当所得扱い) |
| 特別分配金(元本払戻金) | 元本の一部を払い戻すもの。運用益ではない | 非課税(自分のお金の返還のため) |
投資信託の種類
| 区分 | 種類 | 内容 |
|---|---|---|
| 運用スタイル | インデックス型 | 日経平均・TOPIX等の指数に連動。コストが低い |
| アクティブ型 | ファンドマネージャーが独自に銘柄を選択。コストが高め | |
| 購入方法 | 公募投資信託 | 広く一般に販売 |
| ETF(上場投資信託) | 証券取引所に上場。株式と同様にリアルタイムで売買可 |
試験によく出る重要ポイントまとめ
📋 投資信託 最重要ポイント
・基準価額=純資産総額÷受益権口数×10,000
・コスト:購入時(販売手数料)・保有中(信託報酬)・解約時(信託財産留保額)
・普通分配金:課税 特別分配金(元本払戻金):非課税
・インデックス型:コスト低い アクティブ型:コスト高め
・ETF:証券取引所に上場。リアルタイム売買可
FP2級ではここが加わる
- ファンド・オブ・ファンズ、バランス型ファンドの仕組み
- 投資信託の課税(NISA口座での扱いとの違い)
本記事は令和7年(2025年)分の法令および制度に基づき作成しています。税制・制度は毎年改正されることがあります。実際の手続き・申告・納税については、最新の法令および公式情報を確認のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。本記事はFP3級試験対策および一般的な学習目的で作成されたものです。
