株式投資の参考指標

📊 この記事の出題頻度:★★★(高)
株式の投資指標(PER・PBR・ROE・配当利回り)の計算は毎回必ず出題されます。計算式を覚えて数値を当てはめられるようにしましょう。

株式とは:企業のオーナーになる

株式とは、企業が資金調達のために発行する証券です。株式を購入した投資家(株主)は企業の一部を所有し、配当金・株主優待・売却益(キャピタルゲイン)を得られる可能性がある一方、企業の業績悪化により株価が下落し損失が発生するリスクもあります。

株式の投資指標(試験頻出計算)

株式の割高・割安を判断するための代表的な指標です。計算式と数値の意味をセットで覚えましょう。

📐 4つの投資指標の計算式(全て試験頻出)

① PER(株価収益率)= 株価 ÷ 1株当たり純利益(EPS)
→ 利益に対して株価が何倍か。低いほど割安、高いほど割高

② PBR(株価純資産倍率)= 株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)
→ 純資産に対して株価が何倍か。1倍以下で割安の目安

③ ROE(自己資本利益率)= 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
→ 株主が投じた資本でどれだけ利益を生んでいるか。高いほど効率的

④ 配当利回り(%)= 1株当たり配当金 ÷ 株価 × 100
→ 株価に対する配当金の割合。高いほど配当面での投資妙味が大きい

【計算例】株価2,000円・EPS100円・BPS1,500円・配当40円の場合
PER:2,000÷100=20倍
PBR:2,000÷1,500=約1.33倍
配当利回り:40÷2,000×100=2.0%

株式投資の主なリスク

  • 価格変動リスク:業績・景気・需給によって株価が変動するリスク
  • 信用リスク:企業が倒産した場合、株式の価値がゼロになるリスク(株主は最後の弁済順位)
  • 流動性リスク:取引量が少ない株は売りたいときに売れない場合があるリスク

株式に関連する主な用語

用語内容
配当金(インカムゲイン)企業の利益から株主に分配されるお金
売却益(キャピタルゲイン)購入価格より高く売れた場合の利益
単元株制度日本では100株単位が一般的(1単元=100株)
株主総会会社の重要事項を決議する場。株主は議決権を持つ

試験によく出る重要ポイントまとめ

📋 株式の投資指標 最重要ポイント
・PER=株価÷EPS(低いほど割安)
・PBR=株価÷BPS(1倍以下が割安の目安)
・ROE=純利益÷自己資本×100(高いほど資本効率が良い)
・配当利回り=1株配当÷株価×100
・株式の税金:配当金は配当所得(源泉徴収20.315%)、売却益は譲渡所得(申告分離課税20.315%)

FP2級ではここが加わる

  • 信用取引の仕組みと担保(委託保証金・追証)
  • 株式の指値・成行注文の仕組み
  • 東証のプライム・スタンダード・グロース市場の区分

本記事は令和7年(2025年)分の法令および制度に基づき作成しています。税制・制度は毎年改正されることがあります。実際の手続き・申告・納税については、最新の法令および公式情報を確認のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。本記事はFP3級試験対策および一般的な学習目的で作成されたものです。

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