📊 この記事の出題頻度:★★★(高)
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は「控除率0.7%」「控除期間」「要件」が毎回出題されます。「税額控除」である点(所得控除ではない)も必ず押さえてください。
住宅ローン控除とは:税額控除の代表例
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、住宅ローンを組んでマイホームを取得した場合に、年末のローン残高の0.7%を最長13年間、所得税から直接差し引ける制度です。所得控除ではなく税額控除なので、節税効果が非常に大きい特例です。
住宅ローン控除の主な適用要件
- 住宅の取得・入居後6か月以内に居住し、その後継続して居住していること
- 控除を受ける年の合計所得金額が2,000万円以下であること
- 住宅の床面積が50平方メートル以上で、その2分の1以上が居住用であること
- 住宅ローンの返済期間が10年以上であること
- 居住年の前後2年(計5年)に居住用財産の譲渡特例を受けていないこと
控除額の計算と控除期間
📐 住宅ローン控除の計算(試験頻出)
控除額 = 年末の住宅ローン残高(または住宅取得対価のうち低い方)× 0.7%
【計算例】年末残高3,000万円・省エネ基準適合住宅(新築)の場合
3,000万円 × 0.7% = 21万円(その年の所得税から控除)
所得税で控除しきれない場合:翌年の住民税から最大9万7,500円まで控除
| 住宅の種類 | 借入限度額 | 控除期間 |
|---|---|---|
| 長期優良住宅・低炭素住宅 | 4,500万円 | 13年 |
| ZEH水準省エネ住宅 | 3,500万円 | 13年 |
| 省エネ基準適合住宅 | 3,000万円 | 13年 |
| 中古住宅(省エネ基準) | 2,000万円 | 10年 |
⚠️ 住宅ローン控除の重要ポイント
・「税額控除」であるため所得控除より節税効果が大きい
・初年度:確定申告が必要(2年目以降は年末調整で可)
・2024年以降の新築住宅:省エネ基準を満たさない「その他の住宅」は原則対象外
・住民税からの控除上限:9万7,500円
試験によく出る重要ポイントまとめ
📋 住宅ローン控除 最重要ポイント
・控除率:年末残高の0.7%
・種類:税額控除(所得控除ではない)
・合計所得要件:2,000万円以下
・床面積要件:50平方メートル以上
・ローン返済期間:10年以上
・初年度:確定申告が必要
・住民税からの控除上限:9万7,500円
FP2級ではここが加わる
- 増改築・リフォームの住宅ローン控除(要件が新築と異なる)
- ペアローンの場合の控除額の計算(それぞれ計算)
本記事は令和7年(2025年)分の法令および制度に基づき作成しています。税制・制度は毎年改正されることがあります。実際の手続き・申告・納税については、最新の法令および公式情報を確認のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。本記事はFP3級試験対策および一般的な学習目的で作成されたものです。
