教育資金

📊 この記事の出題頻度:★★☆(中)
教育資金は「教育一般貸付(国の教育ローン)」「奨学金(日本学生支援機構)」の違いと要件が問われます。贈与税の非課税制度(教育資金一括贈与)は税制との横断テーマです。

教育費の公的支援:3つの柱

子どもの教育費を準備・補填する制度は、①貯蓄・積立(学資保険・NISA等)、②公的ローン・融資(国の教育ローン)、③給付型・貸与型奨学金(日本学生支援機構等)の3つが柱です。FP3級では②と③の仕組みが主に問われます。

教育一般貸付(国の教育ローン)

日本政策金融公庫が行う公的な教育ローンです。民間ローンより低金利で、在学中から返済が始まる点が特徴です。

項目内容
融資機関日本政策金融公庫
融資限度額学生1人につき350万円(一定の条件で450万円)
金利固定金利(年利は時期により変動するが民間より低め)
返済期間最長18年
対象大学・短大・専修学校(専門課程)・大学院等に在学・入学予定の子がいる世帯
所得制限あり(子の人数により上限が異なる)

奨学金(日本学生支援機構)

日本学生支援機構(JASSO)が運営する奨学金制度です。給付型と貸与型(第一種・第二種)があります。

種類内容返済義務
給付型奨学金授業料・入学金の免除または減額+給付金。住民税非課税世帯等が対象なし
第一種(貸与型・無利子)無利子で貸与。学力・家計の基準ありあり(無利子)
第二種(貸与型・有利子)有利子で貸与。第一種より基準がゆるやか。利率は上限年3%(在学中は無利子)あり(有利子)

教育資金の贈与税非課税制度

祖父母等から孫・子への教育資金の一括贈与について、一定額まで贈与税が非課税になる制度があります。

💡 教育資金一括贈与の非課税制度
直系尊属(祖父母・父母)から30歳未満の子・孫への教育資金の一括贈与が、1,500万円まで非課税(習い事等の学校等以外の費用は500万円まで)。金融機関に専用口座を開設して管理します。2026年3月末まで(延長の可能性あり)。
※相続税との絡み(加算ルール)は2023年以降改正されているため、最新法令を確認してください。

試験によく出る重要ポイントまとめ

📋 教育資金 最重要ポイント
・国の教育ローン(日本政策金融公庫):融資上限350万円、返済期間最長18年
・奨学金(JASSO):第一種(無利子)・第二種(有利子)・給付型(返済不要)
・教育資金一括贈与非課税:直系尊属→30歳未満の子・孫、1,500万円まで非課税
(学校以外の習い事等は500万円まで)

FP2級ではここが加わる

  • 教育資金一括贈与と相続加算ルールの詳細
  • 学資保険の保険料と返戻率の計算・節税効果
  • ジュニアNISAの廃止と新NISAへの移行(2024年以降)

本記事は令和7年(2025年)分の法令および制度に基づき作成しています。税制・制度は毎年改正されることがあります。実際の手続き・申告・納税については、最新の法令および公式情報を確認のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。本記事はFP3級試験対策および一般的な学習目的で作成されたものです。

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