📊 この記事の出題頻度:★★☆(中)
預金の種類と元本保証・ペイオフ制度はFP3級の基本です。「1,000万円とその利子まで保護」というペイオフの金額が最頻出です。
預金の種類と特徴
金融機関に預けるお金(預金)には種類があり、利率・流動性・用途がそれぞれ異なります。FP3級では各種預金の特徴の違いが問われます。
| 種類 | 特徴 | 元本保証 |
|---|---|---|
| 普通預金 | いつでも預け入れ・引き出し可能。利率は低い | あり |
| 定期預金 | 満期まで引き出し不可(中途解約は利率が低下)。利率は普通預金より高い | あり |
| 当座預金 | 小切手・手形の決済専用口座。利息はつかない | あり(全額保護) |
| 貯蓄預金 | 普通預金より高利率。残高が一定以上で優遇金利。決済機能なし | あり |
| 外貨預金 | 外貨建ての預金。為替変動リスクあり。円高で目減りの可能性 | なし(ペイオフ対象外) |
ペイオフ制度:預金保護の仕組み
金融機関が破綻した場合、預金保険機構が預金者に対して預金を保護する制度がペイオフです。保護される金額と対象・対象外の区別が頻出です。
💴 ペイオフの保護上限(試験頻出)
1金融機関あたり、元本1,000万円とその利子まで保護
(複数の口座があっても合算して1,000万円まで)
【例】同じ銀行に普通預金800万円・定期預金600万円がある場合
合計1,400万円 → 1,000万円(+利子分)のみ保護。400万円は保護されない
| 区分 | 保護内容 |
|---|---|
| 保護対象(1,000万円+利子まで) | 普通預金・定期預金・貯蓄預金・定期積金など |
| 全額保護(上限なし) | 当座預金・利息のつかない普通預金(決済用預金) |
| 保護対象外 | 外貨預金・投資信託・国債・元本保証のない金融商品 |
⚠️ 外貨預金はペイオフの対象外
外貨預金は預金保険の保護対象ではありません。また、購入時・売却時に為替手数料(TTS・TTBのスプレッド)がかかる点も重要です。円高局面では元本割れのリスクがあります。
試験によく出る重要ポイントまとめ
📋 預金・ペイオフ 最重要ポイント
・ペイオフ保護上限:元本1,000万円とその利子(1金融機関あたり)
・当座預金・無利息の決済用預金:全額保護
・外貨預金:ペイオフの対象外
・投資信託:ペイオフの対象外
・複数口座は同一金融機関内で合算して計算
FP2級ではここが加わる
- 外貨預金の為替レート(TTS・TTB・TTM)の計算
- 金融機関の合併・分割があった場合のペイオフの扱い
本記事は令和7年(2025年)分の法令および制度に基づき作成しています。税制・制度は毎年改正されることがあります。実際の手続き・申告・納税については、最新の法令および公式情報を確認のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。本記事はFP3級試験対策および一般的な学習目的で作成されたものです。
