デリバティブ入門

📊 この記事の出題頻度:★☆☆(低〜中)
デリバティブは出題数は少ないですが、「先物・オプションの基本概念」と「コール・プット・買い手・売り手の組み合わせ」が問われます。仕組みのイメージを掴む程度で十分です。

デリバティブ(金融派生商品)とは

デリバティブとは、株式・債券・為替などの原資産から派生した金融商品の総称です。将来の価格変動リスクをヘッジ(回避)したり、少ない資金で大きな取引ができる(レバレッジ)特性があります。FP3級では先物取引とオプション取引の基本概念が問われます。

先物取引の基本

先物取引は、将来の特定時点において特定の商品をあらかじめ決めた価格で売買する契約です。買い手と売り手の双方に売買の義務が生じます。

  • 買い建て(ロング):将来、価格が上がると予想して先物を買う。実際に上昇すれば利益
  • 売り建て(ショート):将来、価格が下がると予想して先物を売る。実際に下落すれば利益

オプション取引の基本(試験頻出)

オプション取引は、特定の資産を特定の価格(行使価格)で将来売る権利または買う権利を売買する取引です。先物取引と異なり、オプションの買い手は権利を行使するかどうかを選べます(義務ではない)。

種類権利の内容利益が出るケース
コール・オプション(買う権利)の購入あらかじめ決めた価格で買う権利を取得原資産価格が上昇したとき
プット・オプション(売る権利)の購入あらかじめ決めた価格で売る権利を取得原資産価格が下落したとき

💡 オプション取引のポイント(頻出)
オプションの買い手の損失はプレミアム(オプション料)に限定されます。権利を行使しないという選択ができるからです。一方、売り手は買い手が権利を行使した場合に応じる義務があるため、理論上損失が無限大になる可能性があります。

試験によく出る重要ポイントまとめ

📋 デリバティブ 最重要ポイント
・先物取引:買い手・売り手ともに売買義務あり
・オプション取引:買い手は権利の行使を選択可(義務なし)
・コール・オプション:買う権利→価格上昇で利益
・プット・オプション:売る権利→価格下落で利益
・オプション買い手の最大損失:支払ったプレミアムのみ

FP2級ではここが加わる

  • オプション取引の損益図(ペイオフダイアグラム)
  • スワップ取引の仕組み(金利スワップ・通貨スワップ)

本記事は令和7年(2025年)分の法令および制度に基づき作成しています。税制・制度は毎年改正されることがあります。実際の手続き・申告・納税については、最新の法令および公式情報を確認のうえ、税理士等の専門家にご相談ください。本記事はFP3級試験対策および一般的な学習目的で作成されたものです。

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